世界一周に行こうと思ったきっかけ Part2

子どもを自然の中で思いきり遊ばせたいと思い、入会した青空自主保育。そこでの経験が世界一周を決断した後押しとなりました。その経緯について詳しく説明したいと思います。

青空自主保育とは?
山・海・畑などの自然の中で子育てすることを指す「青空保育」と、幼稚園や保育園などに子どもを預けず、親自ら子どもたちを保育することを指す「自主保育」の2つを合わせて「青空自主保育」と呼んでいます。

長男が入会した青空自主保育は、園舎がなく、鎌倉にある自然豊かな里山が日々の遊び場。リュックを背負って週4日山を歩きます。専任の保育者と親たちが交代で当番に入り、「お口はチャック、手はうしろ」の精神で子供たちを見守ります。

日々の山歩きだけでなく、季節の草花を摘んだり、木登りや崖滑り、時には藪の中を歩くこともあります。春には、山菜摘み、梅雨時には、雨音を楽しみ、梅狩り、田植えも。ザリガニ釣りも子どもたちの大好きな遊びです。

夏には、海で裸になって、思う存分遊び、

秋には、稲刈り、芋掘り、栗拾い、野外炊事を行い、皆で自然の恵みをいただきます。

冬には、田んぼで大切に育てたもち米で餅つきも。

保育者さんと母たちでアイデアを出し合って行う誕生日会もあります。人形劇と愛情たっぷりのケーキでお祝いします。

季節の移ろいを肌で感じながら、自然の中で仲間たちと笑ったり泣いたり、時には喧嘩をしながら共に成長していきます。楽しいことだけではなく、厳しい冬の寒さや、喧嘩して悔しい思い痛い思いも経験しますが、心身共にたくましく成長していく姿は、日々感動があり、考えさせられることが沢山ありました。

それ以外にも、当番に入って山を歩いたり、畑仕事を手伝ったりと、私自身も自然の中で過ごす時間が増え、自分の心が癒されていくのを感じました。父を亡くしてからは特に言葉では言い表せない自然からのエネルギーを感じるようになり、この感覚は何なんだろうと考えていて、夫に疑問を投げかけました。夫はその質問に迷うことなく「人間の本能がそうさせているんじゃない?」と。その言葉を聞き、スッと私の心の中の疑問が解けました。人間だけが自然から切り離された生活をしているように見えるけれど、人間も自然の一部であり、自然と共に暮らすのが本来あるべき姿なんだという考えに至りました。今の暮らしに不満があったわけではありませんが、徐々に違和感を感じるようになり、もっと自然溢れる場所でのんびりと過ごしたい、環境に優しい生活がしたいと考えるようになりました。

また、青空自主保育に出会って学んだことがあります。

一つ目は、子どもを見守り、子どもの力を信じることの大切さです。自主保育では、基本的に子どもの喧嘩は止めませんし、仲直りや解決も子ども同士でさせます。私も自主保育に入会した当時は、子ども同士の喧嘩にヒヤヒヤしましたが、危ないからと挑戦する前から止めさせたり、大人が口を出すのではなく、子どもが挑戦できたこと考えたことに意味があり、その気持ちをできるだけ尊重したいと思うようになりました。

二つ目は、子どものありのままを受け入れるということです。子どもでも大人でも悪いところがあって当たり前。悪い部分ばかりを指摘するのではなく、いい部分出来た部分を見るということ。1人1人が価値ある存在で、生きているだけで素晴らしいことなんだと子どもの存在を認めてあげることが大切なんだと感じました。

三つ目は、枠にとらわれなくてもいいということです。実は、長男は1年間幼稚園に入っていましたが、もっと自然の中で思いきり遊ばせたいと思い、幼稚園を辞め、青空自主保育に入会しました。そこには、思いきり遊べる環境と息子たちに愛情を注いでくれる保育者さんや母たちの存在がありました。親だけでなく、親以外の人から沢山の愛情を受けて育った子どもは、人と接することが好きな子が多く、生きる力に溢れているなぁと自主保育の子どもたちを見て感じます。子どもを育てる場所は保育園や幼稚園、学校だけではない。違う選択肢があってもいいのではないか。子どもが自由に遊びたいのと同じで、私たちの育児ももっと自由でいいんだということに気付かされたのです。

という私も、まだまだできないことばかりですが…少しずつでもできることを増やせていけたらと思います。

子どもを連れて世界一周をするという決断ができたのも、青空自主保育との出会いがなければ、考えなかったことかもしれません。日々感動と学びをくれた子どもたち、保育者さん、母たちに感謝したいと思います。このブログを通して、より多くの母たちが貴重な幼少期を楽しく過ごすきっかけになれたら幸いです。

以上が、世界一周に行こうと思ったきっかけです。最後までお読みいただきありがとうございました。

2 件のコメント

  • 青空自主保育、初めて聞きました!
    素晴らしいですね。
    我が家の子供は長男がが高1、長女が小5と、やや動きにくい年齢になってしまいました。
    若い友人にシェアしたいと思います。
    ご家族の旅、応援していますし、ブログからは力を貰います。

    • 黒田さんはじめまして!ブログを読んでいただきありがとうございます。そして温かい応援のお言葉大変嬉しいです。鎌倉は、青空自主保育が他にも複数あり、それだけ集まっている場所は全国でも珍しいそうです。私も鎌倉に住んでいなかったら青空自主保育は知りませんでした。世界へ出た今も、あの環境は素晴らしかったなと思い出します。青空自主保育だけでなく、森の幼稚園など自然育児できる場所は全国に広がっていますので、ぜひ参考に見てみてくださいね。http://morinoyouchien.org/

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