数回に渡って書いてきたエコビレッジの記事も今回が最終回!写真と共に振り返りたいと思います。
11月中旬、この日はビレッジ王子・ホストの息子くん3歳のバースデーパーティー!集まったのは大人+子ども総勢80人以上。10カ国以上の国籍が集うパーティーは、大運動会のような賑やかさ(笑)
大人も子どもも本気で遊ぶ、楽しむ♪
パン食い競争ではなく、りんご食い競争w子どもたちは大興奮!
アルゼンチン人Maraが、皆にフェイスペイントしてくれました。
最後はメキシコお決まりのピニャータ割り。ジャングルで育った野生児とあって、3歳とは思えない驚異の身体能力。セノーテでライフジャケットなしですいすい泳いだり、裸&裸足でジャングルを走り回ったり。私も試しに裸足で歩いてみたことがありますが、痛過ぎて走り回るなんて到底無理でした…ジャングル・多国籍な環境で育ったら、一体どんな大人に成長するんだろうといつも感じていました。
最後の締めは、皆で火を囲みながらのDinnerTime!!毎週末、焚き火を囲んで夕食&音楽セッションがありました。必ず皆で手を繋ぎ目を閉じ感謝を捧げてから夕飯をいただくのがここでのルール。一体私はどこにいるんだろうと錯覚に陥ることもしばしば(笑)夕食後、音楽が始まると、各々が楽器を巧みに鳴らし音を奏で、セッションが真夜中まで続く。
月〜金までは基本エコビレッジでお手伝いしていますが、土日はお休み♪ビレッジでは飲酒が禁じられていますが、土日は解禁〜!週末タンドラの荷台にジャングル仲間を乗せ、街やビーチへ出かけた日々が懐かしい。日本だと考えられないですが、荷台に乗って走るのがメキシコでは当たり前。この日は、アルゼンチン・チリ・エクアドル・オーストラリア人と。
この日は住人がビーチイベントに出演するという事で、ビーチへ繰り出す事に。Tulumは世界中からセレブや旅行者が集まるホットスポットという事もあり、ビーチは海外ドラマに出てきそうな美男美女が沢山(笑)!
動画はこちら↓
ギターを弾いているのが、アルゼンチン人Nacho。他にも村の住人がカポエイラを踊っていたり、マーケットで出店していたり。こんなイベントに参加できるのも、現地のコミュニティーに関われるWorkawayならではだなと感じます。
いつも息子たちと遊んでくれたチリ人Chrisとオーストラリア人Gel。長男は、Gelのことが大好きで、食事を食べるときはほぼ毎回隣りをキープしていましたw
長男は、初めは学校が楽しいと話していたものの2週間を過ぎた頃から徐々に孤立している姿や共同キッチンに1人でいる姿を見かけることが増えました。ある日『学校に行きたくない』と。原因はやはり言葉の壁。小学校では、最年少。英語・スペイン語が飛び交う中で、言葉が十分に理解できず徐々に楽しめなくなってしまったようです。大人でもそんな環境だったらキツいですよね。何より楽しめることが1番と考え、その後は次男がいる幼稚園に切り替えたところ、笑顔で遊ぶようになりました。
ただ最後のほうは、幼稚園や学校特有の決まった時間に〇〇をするのが嫌だったよう…大人の仕事を見てみたいと!言い出した長男。村の住人がどんな仕事をしているか見学したり、私の食事作りを手伝ってくれたりと変化が見られました。
ゲストで来ていたファミリーと仲良くなり、よくこの4人で追いかけっこしたり、遊んだりしていたな。
毎日のように遊んでいた3人組♡
長男の泳ぎが上達したのはもちろん、目覚ましく上達したのは次男!数ヶ月前まではライフジャケットを着て私にしがみつき、顔も水につけるのを嫌がっていましたが、足がつかないセノーテでもジャンプして泳げるぐらいに成長したことは驚きでした。
旅の間は長期的に学校に行くことが難しいので、今後は学校と言う形に拘らず、息子たちの興味や好奇心を大切にしながら、世界各地で交流の機会を増やしていきたいと思います。
Last workはベジタリアン海苔巻きを作りました。中に入れるネタを作って20本海苔巻き作ったら、なんと4時間!ボランティア仲間のイスラエル人Amitの助けがなかったらもっとかかってたはず。でも皆とても喜んでくれ、最後に日本食を振る舞えたので良かったです。息子たちも久しぶりのお寿司に興奮気味で食べてました(笑)
毎日毎日、頭を巡らせ多い時は最大27人分の料理を作り続けた2ヶ月間。不安な気持ちから始まったベジタリアン料理作りでしたが、大いなる学びと自信に繋がった2ヶ月間でした。やっぱり料理は楽しいし、面白い♪
ジャングルのエコビレッジで暮らした2ヶ月。出会った国籍は約20カ国。年齢・人種・言葉・肌の色・髪の色・価値観…すべてが違う個性豊かな人たちと過ごした時間、焚き火を囲みながら音楽を楽しんだ時間は濃厚で強烈な記憶。毎日のようにセノーテで泳いだ日々は一生忘れることはない最高の思い出でした。
私はと言えば、楽しんでいる反面多才な人たちの中で劣等感を抱いたり、馴染めないと感じることも正直ありました。私たちがヒッピーではないと言うことも関係していたと思いますが(笑)
ジャングルに目を向けると、
毒のあるサソリもタランチュラも、
人間から見たら小さなアリも、
目が覚めるような青色の蝶も、
それぞれに役割があって存在している。
本来は1人1人違うのが当たり前で、比較しようがないもの。良いも悪いも、上も下もなく、ただ違いがあるだけ。自然界はそれぞれが共生し、調和し、成り立っている。無駄なものは何ひとつない。
『みんな違ってみんないい。』
『みんな違って当たり前。』
自然界のように人間もいられたらいいのになぁとジャングルで過ごした中で感じました。その他にも雨季のジャングルで感じた自然の厳しさ、多国籍な環境で過ごした経験は、間違いなく今後の旅の支えになると思います。そして大抵のことは乗り越えられる自信が付きました。このコロナ禍で充実した時間を過ごせたことは有難く、受け入れてくれたホストファミリー・ビレッジで出会ったすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。
念願のオリジナルステッカーが日本から届き、キャンパーに貼り付け。キャンピングカー旅の準備も万端!
お世話になったエコビレッジ『IXCHEL』もキャンパーに名入れしました!エコビレッジの皆さん本当にありがとう♡
いざ、南米大陸に向けて3ヶ月ぶりにキャンピングカー旅再開です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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