ファームライフのお手伝い Part2

3年前に広大な土地に移住し、ファームライフをスタートしたホストファミリー。今日は私たち家族が体験した農家の伝統的な作業の一つ「干し草収穫」についてお伝えしたいと思います。

私たちが滞在しているホスト先には、広大な牧草地（約20エーカー）が広がっており、夏の時期になると干し草の収穫を行います。家畜を飼っている農家では、この干し草が動物たちの大切な飼料となります。

数日かけて専用のトラクターで草を刈り、完全に乾いてから長方形に干し草をまとめていきます。収穫後は、納屋に積む作業。毎年近隣の農家が互いに協力し合い、納屋に積み込むそう。

とある日。

夫がChrisに誘われ、近隣の農家に干し草の手伝いに行ったときのこと。初めての体験だったため、どんなことをするか詳しく知らなかった夫。

なんと気温34℃炎天下の中、1個20〜25kgもある干し草を延々4時間ほど納屋に積み込んだそうで、数にして700個！！

帰宅後は、夫も怪力Chrisもヘロヘロ…とにかくハンパなくキツかったと！！それも夫は干し草で、目のかゆみと身体中に湿疹が出てしまい、夜は熟睡できず…干し草アレルギー発症(泣) That’s HAY FEVER !!

干し草は、英語でhay。英語で花粉症のことをhay feverと言いますが、実は元々干し草が原因のアレルギーをhay feverと呼んだことが始まりだそう。現在は、干し草のアレルギーだけでなく、花粉症一般のことを指すそうですが。語源がここから来ていたとは！？どうりでかゆみがひどいわけだ…

それから4日後、ホスト先の干し草を納屋に積み込む日がやってきました！夫はキツい作業と分かっているだけに気分が乗らない様子…(笑)続々と近隣からお手伝いが到着。トラックで荷台を牽引し、ゆっくり進みながら干し草を積んでいきます。

実際に運んでみると、この干し草が本当に重い…私がなんとか持てるギリギリの範囲(笑)最初は必死に運んでいましたが、数をこなしていくうちに持ち上がらなくなり、途中子どもたちとトラックに乗ったりも。

最後は荷台から納屋に積み込み、ついに終了〜！2日間で500個！近隣でのお手伝いも含めるとトータル1200個の干し草を積み込みました！！いやぁ〜めちゃくちゃキツかった…

作業を終え、お手伝いに来てくれたご近所家族とホストファミリーでBBQ♪

自然と遊び出す子どもたち！言葉は伝わらなくても戦いごっこをする長男(笑)

バンクーバー島は21時半頃まで明るいので、BBQ後も思う存分遊びました♪

観光で行っていたら、まず経験できないだろうなぁと感じる2日間。親子共に日々貴重な時間を過ごしています。

最後までお読みいただきありがとうございました！

☆告知☆

6月28日(金)

鎌倉FM17時からの一部コーナーに夫婦でラジオ出演します！今回は第2回目。Skypeを使ってカナダ・バンクーバー島から中継します。カナダはその時間夜中の1時！お時間ある方聴いていただけたら幸いです♪

https://www.kamakurafm.co.jp/

↑URLからも直接聴くことができます。

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