息子たちの学校が休校になってから、丸3週間。1週目は、車で30分の有機農園に遊びに行っていたのですが、関係者以外立ち入り禁止となってしまい、現在は借りているコンドミニアムで過ごす日々。今までキャンピングカー生活だったので、このタイミングで落ち着いて生活できる場所があったことは、本当に幸いでした。
今住んでいる場所は、平屋造りで、周りの音も気にならず、ベッドルームも2つあり、広くて快適!敷地内も広いので、走り回れるスペースや緑も多く気持ちいい。
駐車場2台分・水道代・電気代込み・家具付きで1ヶ月2,750ケツァル(約41,250円)。ガス代は別途で、無くなったらガスタンクを購入します。
洗濯機はなく、洗濯場があるので毎日手洗いしてます。メキシコも同じタイプでした。夫・毎朝の日課です(笑)有難い!
元々キャンパーに生活道具や寝具も全てあったため、ほとんど買わずに済みました。コンドミニアム入口は、鍵で施錠するため、セキュリティー面も今のところ問題なし。家賃が日本より圧倒的に安いので、コロナで長期滞在となった今とても有り難いです。
コーヒー農園の跡地だったこともあり、コーヒーの木がいくつも残っています♬
他に日本人が3人住んでいるので、よく行き来していて、最近では長男が1人で遊びに行ったりしています(笑)野菜や自家製納豆、ある時は自家製おでんをいただいたり、グアテマラの地で日本食が食べられるなんて♡皆工夫して生活されていてとても頼もしい。その中のお一人は裏庭を開墾して畑もやられていて驚きです。
この日はなんと!?畑で収穫した山芋とゴボウをいただきました♡山芋を入れたお好み焼きは格別♬ゴボウはきんぴらにしてお裾分けしました。
息子たちは、絵を描いたり、家の周りを走り回ったり、おもちゃや椅子を総動員して基地作りをしたり!日本から持ってきたDVDプレーヤーも大活躍中(笑)最近長男は、料理に興味を持ち始めたようで手伝ってくれることも。基本ほったらかしで自由に遊んでます。
私はと言うと、マンツーマン(4時間/週5日)でスペイン語を習い始め、3週間が経ちました。4週間コースなので、あと1週間!グアテマラは、中南米の中でも人気の留学先で、南米に行く前にスペイン語を学びに来る人が多く、世界各国から多くの人が訪れます。国境封鎖以降、軒並みアンティグアのスペイン語学校も休校となり、自国へ帰国する人、オンラインレッスンに切り替える人など様々ですが、私は元々個人レッスンだったので継続することにしました。
先生のLucyは、3人の子をもつ母・料理好きと共通点も多く、約20年スペイン語を教えていることもあり教え方も上手。英語が話せるので、分からない所は英語で聞くこともできるし、良い先生に出会えました。しかしコロナの影響で、知り合いの先生たちは、収入が激減し、苦しい状況にある方が多いのだそう。Lucyも、この状況が長く続きお金が無くなれば、車を売るしかないと話していました…
スペイン語を勉強し始めたことで嬉しい効果も!家で復習していると、息子たちもノートを持ってきて、絵を描いたり文字の練習をしたり、自然と机に向かう時間が増えました。〇〇しなさいと言うより、親が真剣に勉強したり、趣味を楽しむ姿を見せるほうが子どもには効果的。スペイン語以外にも、YouTubeを見てウクレレの練習をしたり読書したり、趣味の時間を楽しんでいます。
感染者110万人以上、死者は6万人以上(2020年4月4日現在)と日々爆発的に拡大し、深刻な状況が続くコロナウィルス。どの家庭も、毎日目にするニュースと長引く休校措置・外出規制にストレスがピークに達しているのではと感じます。休校期間が始まり、持て余す親子の時間。最初は義務感に駆られ子供たちと何かしなきゃと思っていたのですが、無理して遊ぼうと思えば思うほどイラついて必要以上に子供を叱ってしまったり…夫の行動がいちいち目に付いて腹立たしくなったり…つい先日、怒りがピークに達し、感情剥き出しでイライラを夫にぶつけてしまいました。
翌日、夫はキャンパー暮らしでプチ別居 ww
そんな時に出会った本『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』レビューを見て選んだ本ではありませんでしたが、自分に当てはまることがあり過ぎて、このタイミングで読むためにあったのだと感じるぐらい私のイライラをすべて取り去ってくれた素晴らしい本でした。
本の冒頭の「はじめに」から一部抜粋します。
たとえば、失敗を恐れたり、落ち込んだり、イライラを人にぶつけたくなったり、自分より成功している人を見るとうらやましいと思ったり、自信をなくしたり…。
そのようなネガティブな感情や自信の喪失、悩みは、なぜ起きるのか?
心の授業では、それらは「すべて自分の問題である」と教えてくれます。
相手がどうこう、環境がどうこうなのではない。心に起きるすべてのことは自分の問題である。他人をどうするかではなく、自分のあり方に目を向けることで問題を解決していくことができるのだということを、時間をかけて学んでいくのです。
この本は、インド東部・チェンナイにある心を学ぶ学校のメソッドを分かりやすく記した本です。お金持ちの人もそうでない人も、男性も女性も、年齢も国籍も関係なく、すべての人が一生付き合っていく『心』。私が抱えるイライラがまさかすべて自分で作り出しているとは思いもしませんでした。自分以外の人に変化を求め過ぎていたし、自分はこうありたいという理想像に当てはめ、現実とのギャップにイライラするということを繰り返していたんだと。
この状況下、ウィルスに感染しなくても心を病む人は数えきれないほどいます。休校中、親のストレスを一番ダイレクトに受けるのは、子供たち。子供にとって何より嬉しいのは、お母さんお父さんが笑っていること。
怒らずに笑顔でいられるなら、〇〇しなければ、子ども・夫はこうあるべきという自分の理想像を手放し、家族それぞれが楽しめるならOKという軸で過ごしたほうが、この長引く家での時間を笑顔で過ごせるのかなと感じました。
またコロナウィルスで苦しむ人々とその家族、医療現場で懸命に戦っている医療従事者、経済的不安を抱える人々など、世界中で苦しむ人がいる中で、家族揃って家にいられることがどんなに幸せか考えてみると、今ある現状が恵まれていると気付くことができました。
本を読んだ翌日夫にも謝罪し、今はすごくスッキリして穏やかな気持ちで日々を過ごすことができていて自分でも驚いています。休校中でストレスを溜めているすべての方におすすめしたい良書です。しばらく旅はお預けですが、この本を読んだことで、インドに行くのがとても楽しみになりました。
本はこちら↓
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次回は、旅の続きアティトラン湖について載せたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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夫婦仲直り出来てよかったですね
休校中でも子供たちは少しずつ進歩をしている様子、よく似合って覆面かっこいいですよ
まさかこんな状況になるとは思ってもいなかったでしょう
いただいた物に感謝していただく姿は立派、いい後ろ姿を見せたお母さんです
健康、安全第一に過ごしてください