我が家が世界一周の旅を決断するきっかけになったworkaway。宿泊費・食費を抑え世界中を暮らすように旅できる、旅人にとっては理想的なシステム!観光旅行では味わえない現地の暮らしを体感でき、貴重な出会い・プライレスな経験の宝庫です。
workawayを利用しながら旅するようになって1年。コロナ禍で、今は自由に旅ができませんが、1年を振り返ってみると、体験してみたからこその気づきが沢山ありました。そこで今回は、workaway登録方法・使い方を分かりやすく解説します。良いホストを見つけるコツもお伝えしたいと思います。
2002年にイギリス人バックパッカーにより創設されたworkaway。ボランティア(旅人)が平均週5日、4〜5時間/日の労働力を提供する代わりにホストが宿泊場所と食事を提供するというもので、ボランティアとホストを繋げるコミュニティーサイトです。2020年6月現在登録している国は、170カ国以上、ホスト数は41,382件。年々登録件数は増えています。私たちも実際、高知県・バンクーバー島・アラスカの3ヶ所でworkawayを体験しました。
詳しく知りたい方はこちら↓
どんなホストがいるかは、登録せずに無料で見ることができます。まずは自分の行きたい国にどのくらいホストがいるのか、希望に合ったステイ先があるかサイトを覗いてみて下さい。
ホスト探しをするには、workaway公式サイトを開いて、赤丸の部分をクリック!
『Where』の部分から行きたい国を選択。大陸別に分類されています。国以外にも、『MORE SEARCH OPTIONS』で期間・受け入れ人数・職種なども絞れるので、細かく検索したい方はそちらも使ってみて下さい。
このホスト探しが私は楽しくて、ホスト先の情報が写真付きで詳しく載っているため、世界各国の暮らしを垣間見ているようで、見ているだけでもワクワクしてきます♬
登録することを決めたら、トップ画面右上の『Join Now』→『Join as a workawayer』をクリック。※workawayでは、ボランティアする人をworkawayerと呼びます。
シングルは、登録料1年44USドル。カップル(もしくは友達でも可)56USドル。17歳までは無料。クレジットカードかPaypalでの支払いとなります。登録料以外は一切かからず、1年間世界中で旅できることを考えたら信じられない価格設定だと思います。
※2023年10月最新
登録料:シングル49ドル カップル59ドル
支払いが済んだら、『My account』→『Edit Profile』 をクリックし、自分のプロフィールを作成します。
選択するだけの項目もありますが、重要なのが『Description』と『What skills do you have?』という部分。参考のために、我が家のプロフィールを一部公開します。
『Description』には、職歴・学歴、性格・趣味・特技・旅歴などを入力。
『What skills do you have?』には、自分がどんなスキルを持っているかを入力。PCスキル・料理・アート・農業経験などあると喜ばれますが、特別なスキルがなくても大丈夫!男性なら力仕事ができる、育児経験がある女性ならチャイルドケアと書いても良いです。オープンマインドで人と接することが好き、新しいことに挑戦するのが好き、どんな仕事でも一生懸命やるなどと書いても良いと思います。
また『Language spoken』は話せる言語だけでなく、Beginner・Intermediate・Advancedなど簡単にレベルも書いておくと良いです。
他のworkawayerがどんな風にプロフィールを書いているか見られるので、参考にすると良いと思います。『My account』→『MY TRAVEL NETWORK』→『FIND A TRAVEL BUDDY』から検索できます。
次に、プロフィール写真を選びます。写真は、最大で15枚選べます。
*明るく楽しい印象が伝わる写真(例えば、趣味・旅の写真、友人や家族と撮った写真など)
プロフィールが完成したら国を選んで、オプションでホスト先を絞っていきます。
国によってはホスト数が多いため、効率的に探すには、オプション機能を使うと良いです。私は、探すとき必ず『With feedback』をチェックしています。workawayerからfeedbackがあるホストは、ある程度ボランティアの受け入れに慣れているためです。
他にも『Last minute listing』は、すぐにボランティアを必要としているホスト。『Updated listing』は、ホストが最近プロフィールを更新したという意味です。急ぎでホストを探したい人は、チェックして探してみると良いです。また職種・期間・受け入れ人数等のオプションもあるので必要に応じて使ってみて下さい。
ホストのプロフィール画面を開くと、以下のようになっています。1年間workawayサイトを使う中で気づいた良いホストを見つけるコツをお伝えします。
- Host rating:ホストの評価。どれだけアクティブか、メールやフィードバックの数で評価される。
- feed back:ボランティアした人のレビュー数
- Last activity:ホストが最後にいつサイトにログインしたか?
- Reply rate:返信率
- Average reply time:平均返信期間
*Last activityが最近である。
*ホストやホスト先の環境がよく分かる写真が載せてある。
*BadgesのTOP RATED HOST(10人以上のworkawayerが五つ星を付けたホストに認定される)が付いているホストも信頼度が高い。
また女性1人でボランティアする場合は、子どもがいる家族や複数workawayerがいるホスト先などを選んだほうが安全度が高いです。
『DETAILS』には、ホスト先の概要・仕事内容・どんな異文化交流ができるか・話されている言語・宿泊場所・食事・インターネットやペットの有無・受け入れ可能人数・労働時間などが細かく記載されています。宿泊場所は、他のボランティアと共同か個室。野外でテントというものも中にはあります(笑)食事もホストと一緒に食べるか自分で作る場合、3食すべて提供してくれる所から食事の提供はないなど様々なため、よく見て自分に合ったステイ先を探してみてください。
また忘れてはいけないのが『MAP』の確認。ファームは、田舎の場所も多いため、アクセス方法をよく確認して下さい。ホストを選ぶ際、場所をさらに絞ったり、現在地から選ぶことも可能。その場合は、『My account』→『MY TRAVEL NETWORK』→『Hosts nearby』から検索できます。
他には『AVAILABILITY』で受け入れ時期の確認をお忘れなく。緑色は受け入れ可能。黄色は受け入れできる可能性あり。赤色は受け入れ不可。ファームは、特に人手が欲しいシーズンが決まっているのでこちらも併せて確認して下さい。気に入ったホストは『MY HOST LIST』に入れておくと、次回探すときにスムーズです。
ホスト先が決まったら、ホストのプロフィール画面の『Contact』からメールを送信します。
↓私たちが実際にバンクーバー島のホスト先に送ったメール全文です。もし良ければ参考にしてください。割と幅広く使える文章を意識しました(笑)
This is Kazu and Mimi from Japan.
We read your profile and we would really like the opportunity to work with you.
We are going to travel around the world with our family (including 5year-old boy, 2year-old boy) for the next several years starting from June 2019.
It would be a great experience if we could do a cultural exchange in the great outdoors.
We are looking forward to hearing from you.
Please view our profile, we can help with any task. At the moment we are doing a Workaway here in Japan, helping with building, housekeeping and cooking at a campground.
Best regards,
Kazu and Mimi.
*なぜそのホスト先を選んだか?
*スキルがある人は、どんなスキルを提供できるか?
*ボランティアしたい期間
詳しくは、プロフィールを見てもらえば分かるのであまり長くなくて良いと思います。受け入れ可能の返信が来たら、ホスト先までの行き方や待ち合わせの時間などを確認します。ホストによっては、空港や最寄駅・バス停まで迎えに来てくれます。
アメリカ・カナダは早くて2〜3日。遅くても1週間以内にはほとんどの方から返信が来ました。ホスト先にもよりますが、中米は全体的に返信が遅く、10件送っても2〜3件しか返信が来ませんでした。国民性などあるかもしれませんが、国によってもかなり差があると思います。メールを送る目安は、3ヶ月前ぐらいから1ヶ月前ぐらいまで。私たちはまだありませんが、ドタキャンされた話もネットで見たことがあるので、旅程は余裕を持って組んだほうが良いです。
ボランティア終了後に、feedbackを書くとworkawayよりバッジがもらえ、自分の評価が上がるため、ホストが見つけやすくなることも。また紹介リンクから友達が登録すると、3ヶ月登録期間が延長されたり、Workaway Ambassadorsに認定されると、登録期間が3〜6ヵ月延長になる嬉しい制度もあります。
travel buddy制度を使えば、世界中の旅仲間を探すこともできます。『My account』→『MY TRAVEL NETWORK』→『FIND A TRAVEL BUDDY』から検索。
ファームに行く場合は、国によっては炎天下で作業することもあります。熱中症対策(帽子・サングラス・日焼け止め)と虫対策(虫除けスプレー・痒み止めクリーム・薄めの長袖や長ズボン)の準備をしていくと良いです。またホスト先で日本食を作って欲しいと頼まれることもあるので、日本の調味料を持って行ったり、ちょっとしたお土産があると喜ばれます。
国やボランティア内容によっては、感染症や怪我のリスクもあるため、海外旅行保険に加入しておくことも大切です。こちらについては後日まとめたいと思います。
↓親子でworkawayしてみたい方、workaway中のVISAや必要な英語力について詳しく知りたい方はこちら。
いかがでしたか?workawayは、プロフィール作成からホスト探し・メール送信などすべて英語となるため、少し時間がかかります。ですが、その分英語の勉強にもなります。最低限の英語力は必要ですが、同じくらい大切なのは、オープンマインド。価値観や文化の違いを受け入れ、多様性を尊重する心。そして一歩踏み出す行動力。
予算を抑えたい、観光ではない旅をしてみたい、世界の暮らしを感じてみたい、国際交流やボランティアに興味がある方は、ぜひ挑戦してみて下さい。新たな旅の楽しみ方を知り、プライスレスな経験ができると思います。日本にも現在195件のホストがいるので、まずは日本から試してみるのも良いかもしれません。コロナ次第ですが、今後はオーガニックファーム・エコビレッジ等の自然を大切にした暮らしを営むホストや学校のボランティア等に親子で参加してみたいと思っています。
楽しく充実したworkawayとなりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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こんにちわ、ききです。
お元気ですか?今はどちらにいらっしゃるのですか?
前回もworkawayの事でご相談させていただきました。前回は結局、滞在先が見つからず諦めてしまいましたが、今回も日本でworkawayをしようと思い10件以上メッセージを送っているのですが、全く返信がありません。既読にはなっているのですが、やはり子供の受け入れ可能と書いてあるところでも子供がいると難しいのでしょうか?ダメならダメでいいのですが、無視されるのは辛いです。