ネット環境が安定していなかったり、移動も続いていたため、ブログ更新がだいぶ遅れてしまいました。リアルタイムでは、グアテマラ・アンティグア!!この地に2ヶ月間滞在することになり、やっと落ち着いてブログを書くことができそうです。日本は、コロナウィルス一色ですね…グアテマラでも、出会う外国人にコロナの事を聞かれることが増えてきました。早期終息に向かうことをただただ願うばかりです。
高知県四万十市で1ヶ月。カナダ・バンクーバー島で2ヶ月。アラスカ・タルキートナで1ヶ月半。3ヶ国で、5歳・2歳の息子二人と親子でworkawayをしてきました。
そして、4カ国目は初のスペイン語圏!メキシコ・オアハカ市内での滞在を終え、太平洋沿いの街プエルトエスコンディド(Puerto Escondido)でworkaway受け入先が見つかり、向かうことになったのです。
早速ホスト先に行ってみることに。ホストが不在だったためworkawayで来ていたボランティアのアメリカ人が案内してくれました。
アースバッグと呼ばれる自然素材で作られたこだわりの空間。
2階部分にはしごで登れる屋根裏があり、海を一望できる素敵なスペースも。
1時間ほど経ってからホストが到着。ホストはドイツ人男性で、数年前にこの土地を購入し、エコホステルの建設を始めたそう。この時来ていたボランティアはアメリカ人1人で、他は現地のメキシコ人が働いていました。
ボランティア用の部屋に滞在させてもらえると思ったのですが、空きがないとのことで、案内されたのは敷地外の空き地。木や雑草が生い茂り、犬の糞やゴミも散乱…木や雑草を刈ってくれて、車を置けるようになったものの、これでは休める気がしない。
一晩空き地に滞在してみましたが、キャンパー内は熱がこもりやすいため暑くて息子たちも寝られず…水使用量にも制限があり、すぐに止まってしまう状態でした。この環境では、落ち着いて1ヶ月滞在するのは厳しいと感じ、翌朝ホストに事情を説明し、この地を去ることにしました。
実は、ホストにメールをしてから、受け入れ可能の返信が来たのが10日後。その後も何度かメールでやり取りしたのですが、返信がなかなか来なかったり、ホスト先の住所が分かったのも、現地に向かう当日の朝だったり…。workawayの運営サイトは、ホストとボランティアを繋げる役割はありますが、ルールや罰則規定があるわけではないので、登録者個人に委ねられている部分が多々あります。誰でもホスト・ボランティア登録ができるため、異文化交流を求めるホストもいれば、無償の労働力だけを求めるホストもいると感じました。行ってみて自分たちの価値観に合わなければ潔く断るのもアリだと思います。
メキシコ・グアテマラで計20件ほどのホスト先にメールをしてみましたが、返信がなかったり、ホステルだと子どもは受け入れられないと連絡が来た人もいました。ホストにもよりますが、メキシコ・中米は、返信が遅い、もしくはホストとして登録はしたけど現在は使っていないという人が多いように感じました。
夫婦共にスペイン語ができないため、あまり言葉を必要とせず、子ども受け入れ可能なファーム系ボランティアを探していたのですが、メキシコ・中米は、カナダ・アメリカに比べてファームが少なく、宿泊施設のボランティアが多いため、親子でworkawayするには厳しいエリアです。そもそも中米で親子workawayしようという人が少ないかもしれませんが(笑)
スペイン語圏ということもあり、スペイン語もしくはスペイン語+英語両方を話せる人を求めているホストがとても多いです。コスタリカは、唯一中米の中で、ファームが多いため、次はコスタリカで探してみたいと思います。
もし、親子でworkawayしてみたいという方におすすめなのは…
- カナダ
- アメリカ
- オーストラリア
- ヨーロッパ各国
これらの国はまず英語が通じること、圧倒的なホスト登録数、ファーム系ボランティアが多く、滞在する部屋も日本と同等もしくはそれ以上の部屋を提供してもらえることがほとんどです。インフラが整備されているので、生活面でも安心できます。
私たちがworkawayしたバンクーバー島は、ホストの数が多いですが、観光客が少なく、自然豊かでおすすめです。またアメリカは、ハワイにも現在147件ホストがいるので南国リゾートで親子workawayしてみたいという方には良い場所だと思います。ホスト先に子どもがいる家族であれば、子ども同士の交流もでき、さらに貴重な体験ができると思います。
大陸別で見ると、ヨーロッパが全体のホスト数の半数以上を占めています。その中でもフランス・ドイツ・イタリア・イギリス・スペイン・ポルトガルはホストが500件以上。北欧では、ノルウェー・スウェーデンも登録数が多いです。イギリス以外は英語圏ではないですが、英語を話せる人が多く、オーガニックファームが沢山あるので、おすすめのエリアです。
- 宿泊施設のボランティアと違い、高い語学力を必要としない
- 大自然の中で身体を動かせる、精神的に癒される
- 食べ物がどこから来ているか。食育を実体験として子どもと学ぶことができる
- 美味しい野菜・果物を毎日いただくことができる(ちなみにオーガニックファームが多いです)
- 異文化・異年齢の交流ができる
- 自然に日常会話を学ぶことができる
- 現地の暮らしを体験できる
上記に挙げたように、ファームステイのメリットは沢山。workawayは、ファーム以外にも牧場やNGO団体、SDGsに取り組んでいるホストもいます。未来を担う子どもたちにとって、価値ある遊び場・学び場がworkawayには溢れています。
※SDGsとは?持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略称。2015年に国連サミットで採択され、国連加盟193ケ国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のこと。詳しくはこちら!
夫は、日常会話に困らない程度(TOEIC730点)。私は簡単な会話はできますが、早く話されると理解度50%ぐらい!?(笑)。中学生レベルの英語力があれば実現可能だと思います。
高い英語力よりも大切なのは、オープンマインド・相手を理解しようという気持ち・現地の暮らしに馴染む適応力です。また、音楽・アート・料理など自分の特技があればさらに楽しめると思います。
私たちは、全て観光ビザの範囲内でworkawayをしました。workawayのサイトは、ビザのサポートはしていません。訪問国の正しいビザを取得してくださいと書かれていますが、外国人のボランティアたちも観光ビザで入っている人がほとんどでした。個人の責任にはなりますが、お金を得ているわけではないので、入国審査では敢えて『働く』と言う必要はないと思います。異文化交流・知り合い宅に滞在するなどで良いと思います。唯一、ニュージーランドは国の取り決めで、ボランティアであっても労働とみなすため、ワーキングホリデービザを取る必要があるようです。
workawayの登録料はシングルでUS44ドル/年。カップルはUS56ドル/年。17歳までは無料です。航空券と交通費、少しのお小遣いがあればいいので、普通に旅行するよりお金はかかりません。必要なのは、最低限の英語力・オープンマインド・行動力です!!最短で1〜2週間からボランティア可能。結婚したから、子どもがいるから、英語が苦手だからとできない理由を考えず、子どもの長期休みを利用して是非親子workawayをしてみて下さい。学校では学べない価値ある経験ができると思います。
登録しなくても、どんなホストがいるか見ることができるので、まずはサイトを覗いてみて下さい。良さそうであれば、登録してみると良いと思います♬
workawayの公式サイトはこちら!
ビーチライフを満喫し、次なる目的地サン・クリストバル・デ・ラス・カサス(San Cristóbal de las Casas)へ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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こんにちは、いろいろ経験しましたね
行ってみないとわからない事が多かったと思います
バンクーバー島は本当に暮らしやすかったようですね
スタート国がカナダで正解だったのでしょう
次回のラジオ放送が楽しみです
親は強し!!よい旅を続けてください。
ありがとうございます!中米はそう簡単にはいきませんね。最初の国がバンクーバー島で本当に良かったです(^^)グアテマラはネット環境が悪いので、もしかしたらラジオ難しいかもしれません。いつも応援ありがとうございます♡