グアテマラで小学校入学

グアテマラ・アンティグアで暮らし始めて3ヶ月。元々この場所にきた理由は、息子たちの短期入学できる学校を探すこと、私のスペイン語留学、そしてグアテマラ最大のお祭りSemana Santaを見ることでした。コロナの影響により、学校は一斉休校、お祭りも中止となり、結果的に現在の自粛生活に至ります。出会いが尽きない親子旅ですが、転々と移動する時間が続いていたので、ゆっくり滞在して子ども同士遊べる環境を作りたいと思い、学校を探すことにしました。今回は息子たちが海外で初めて通った学校の話をしたいと思います。

アンティグアのシンボル・時計台とアグア火山

私たちが滞在するアンティグアは、16~18世紀グアテマラの首都として栄えた古都・世界遺産の街。カラフルなコロニアル調の建物と石畳はスペイン植民地時代の面影があり、とても素敵な街並みです。その昔大地震により街は壊滅的な被害を受け、首都はグアテマラシティーへ移転しましたが、教会や修道院には今なお地震の爪痕が残されています。またスペイン語留学の街としても人気の場所です。標高約1500mで気候も良く、外国人移住者も多いエリアのため、過ごしやすい街です。

地震の爪痕がそのまま残る
サン・フランシスコ教会
アンティグアの街を一望できる
十字架の丘
スペイン語ほぼゼロの私たちがどうやって学校探しをしたか?

アンティグアに知り合いがいるわけでもなく、スペイン語ほぼゼロの私たちがどうやって探したかと言うと…

Facebookのグループ機能を使い、『antigua mom’s group』というコミュニティー(英語)に入りました。入会前にいくつか質問に答える必要がありますが、基本的に誰でも入会できます。コミュニティー内では、子ども向けのイベントや不要品の売買、育児に関する情報などを得ることができ、海外に長期滞在する身としては、有難い情報ばかり。

短期でも入れる学校や幼稚園があるか質問したところ、アンティグア在住のママさんから返信があり、学校の情報を得ることができました。Facebookグループは、多種多様なコミュニティーがあり、世界各国のリアルな情報を知れたり、個人間の売買、物件探しなども可能。私たちは他にも『Pan American Travelers Association』と言うコミュニティーに入っています。北中南米大陸を縦断するOverlanderたちの鉄板とも言えるコミュニティーで、キャンピングカー旅に役立つリアルな情報を得ています。

長男初めてインターナショナルスクール入学!

長男が入学した学校は、アンティグアにある『Antigua Green School

幼稚園・小中高一貫教育のインターナショナルスクールです。コーヒーファーム(70エーカー!)の敷地内にあります。

校舎は撮影禁止のため、写真をお見せできないのが残念ですが、広大なファーム・ガーデン・ログハウス調の校舎など素晴らしい環境。そして幸運なことに教頭先生が日本人女性!何から何までサポートしていただき大変助かりました。

Green schoolは、最短2ヶ月から入学可能でしたが、他の学校は短期では受け入れできないそう。環境も良く、英語が通じることもあり、長男だけ入学することにしました。学費は1ヶ月4,000ケツァル(約60,000円)。現地の学校に比べると、かなりの高額。短期入学だと割高になってしまうようです…

入学初日!

モンテッソーリ教育を基本理念に置き、1学年で区切らず、2〜3学年で1クラスの構成。英語とスペイン語の先生が各1名ずついて、生徒が困惑しないよう英語の先生は英語、スペイン語の先生はスペイン語のみしか話さないよう徹底されています。驚いたのが通信簿やテストがないこと!語学力を証明するケンブリッジ試験を受けることができますが、基本的には異年齢の関わり・個々の学びを大切にしているそう。日本でもモンテッソーリやシュタイナー等『オルタナティブ教育』を導入しているところはありますが、大体は幼稚園までが多く、小学校以降ははまだまだ少ないのが現状です。バランス重視の教育ではなく、多様性を認め合い、個々の学びを尊重する学校が日本でももっと増えると良いなと感じました。

時間は8〜12時まで。外遊びはもちろんのこと、曜日によってアート・空手・ガーデニングをやったり、広大なファームでツリーハウスを作る日もありました。羨ましい限り!環境問題に対しても意識が高く、プラごみを減らす取り組みやマイクロプラスチックの映画上映会などもありました。

楽しんでいる日もあれば、言いたいことが伝えられず楽しめない日もあったようで…学校に通い始めて2週間を過ぎたある日『脱走事件』勃発(笑)!!隣りの託児所にいる次男に会いに行こうと思い、1人でフェンスや藪を通り抜け、教室を脱走してしまい、お迎えの時に先生から注意を受けました…(苦笑)楽しかったのか、帰宅後脱走劇を誇らしげに語る長男。Tシャツには穴が空きズボンは泥だらけでしたが、とにかく無事で良かったですww

この日はツリーハウス作り
羨ましい〜!

久しぶりの集団生活、しかも多国籍な環境の中でよく頑張っていたなと思います。お友達の名前を教えてくれたり、家でも英語の歌を歌ったりと楽しくなり始めた矢先での休校措置だったため、悔やまれますがこればかりは致し方ない。未だ学校再開の目処は立っていません。

次男はスペイン語オンリーの託児所へ

Green schoolの隣に託児所があり、次男はこちらに入園しました。乳児〜3・4歳までの幼児が対象でスペイン語オンリーの託児所です。1時間から預けることができ、延長保育などもフレキシブルに対応してくれ、長男も一緒に預かっていただいた日もありました。

託児料:1時間 15ケツァル(約225円)、 1ヶ月1日4時間利用 950ケツァル(約14,250円)

だんだんと笑って過ごせるように

今まで親と離れることがほとんどなかった次男。初日は別れ際にギャン泣き!しかも私たちが迎えに来るまでリュック・おもちゃ・水筒を離さず握りしめていたようです…(泣)たった3週間でしたが、日を追うごとに頑張ろうとする様子が目に見えて分かり、タッチギューチューを3回してなんとかお別れできるまでになりました(笑)帰ってきて『楽しかった♬』と嬉しそうに話してくれる日もありました。親バカですみませんww

Green schoolがお休みだったので
長男も一緒に登園♬

たった3週間ではありましたが、親といない時間を過ごすことは、子どもにとって成長を促す良い機会。私たち夫婦にとっても子育てから解放されて自分の時間を過ごせる大変有意義な時間でした。

番外編♬

日本の友人がご縁を繋いでくれ、アンティグアから車で30分Chimaltenangoの学童保育を見学させてもらいました。日本のNPO法人からの寄付ですべて賄われています。学童保育の主な目的はギャングの勧誘から子どもたちを守るためと聞き、日本との違いに驚かされました。

学童施設は、建物が2棟(勉強するスペース)・遊具・子どもたちが管理する畑もありました!

最初は馴染めなかった長男も、途中から仲間入り。

スラックラインを持っていたら、子どもたち大はしゃぎ〜♬皆人懐こくて可愛かった。スラックラインの面白さは世界共通!言葉は上手く通じませんでしたが、遊びを通して交流することができました。

最後は皆で記念撮影。

アンティグアは外国人居住者が多いため、学校を教育内容で選ぶことができますが、街を離れると経済的には豊かでない場所が多くあります。貧困層も多いグアテマラは、労働させるために子どもを学校に行かせない家庭が今もあります。学校に行けること、教育を選択できること自体が、贅沢なことなんだと考えさせられました。今後も世界中で、子ども同士が触れ合える機会を作っていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

1 個のコメント

  • 世界一周旅がスタートして間もなく1年になりますね
    お元気に過ごしている事と思います
    学校、託児所にも入り目覚ましい成長ぶりでしょう!!
    持ち物を握りしめたり、脱走したり、笑ったり、ひやひやしたり
    いろいろあり楽しかったでしょう
    短期間しか通えなくて残念でしたが、通えた事はとてもよかったです
    MIMIちゃんブログでたくさんの安心、喜びをいただきました、ありがとうね
    世界中で早くコロナウィルスが、落ち着きますよう祈っています、ご安全に!!!!

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