先住民のお母さんから手料理を学ぶ〜メキシコ・サンクリ編〜

世界一周で私がやりたかったことの1つ。それは世界各地の伝統料理を習うこと。サンクリにある日本人宿『CASAKASA』オーナーたけしさんにご紹介いただき、サン・ファン・チャムラ村の女性から料理を教えてもらうことに!先住民のお母さんから料理を習えるなんてこんな貴重な機会なかなかない♬今回は、料理教室の様子をお伝えしたいと思います。

↓料理教室動画。こちらも併せてお楽しみ下さい!

料理教室の先生サン・ファン・チャムラ村出身のVictoriaさん。通称ヴィッキーさん。チャムラの民族衣装がとても綺麗。民族衣装は、6歳ぐらいから毎日着ているんだそう。20年前に、仕事のためサンクリに移り住み、刺繍など民芸品を作ったり、日本人に料理を教えたり、演劇の仕事もしたりと多才な方。この日はお孫さんを連れてCASAKASAに来てくれました。

トルティーヤ・サルサソースの会

メキシコと言えばトルティーヤ!ということで、とうもろこし粉から作るやり方を教えてもらいました。トルティーヤを焼く時はいつも炭でやっているとの事で、まずは火入れから!

材料は、とうもろこし粉と水のみ!粉はMASECAというブランドの物を使用。2日に1回はトルティーヤを作っているようで、もちろん全て目分量です(笑)生地が滑らかになるまで混ぜ合わせていきます。

丸い鉄板に石灰の粉と少しの水を入れ、満遍なくすり込んでいきます。こうする事で、トルティーヤが鉄板に張り付かなくなるのだそう。

炭もいい感じ!

水分が飛び、真っ白になったら焼く準備OK!

次は、生地を伸ばしていく作業。丸めた生地を回転させながら少しずつ薄く伸ばしていきます。これが想像以上に難しい!ヴィッキーさんはいとも簡単にどんどん生地を伸ばしていく。コツは手に水をつけてから伸ばすと、生地が馴染み伸ばしやすかったです。

両面に焼き色が付いたら、トルティーヤ完成〜♬焼き上がりまで2〜3分とあっという間です。いい匂いがして、めちゃめちゃ美味しそう!

息子たちつまみ食いwwいつもトルティーヤ食べないのに、焼きたては最高らしくこの満面の笑み!

子どもたちやオーナーたけしさんも混ざり、みんなでトルティーヤの生地伸ばし♬

付け合わせに、赤と緑のサルサソースと鶏のスープも作りました。

赤のサルサソースは、最初にトマトと唐辛子を煮込みます。生のまま使うイメージがありましたが、煮るサルサソースもあるんだと新しい発見でした。

煮たトマト・玉ねぎ・パクチー・煮汁少々・塩少々、お好みで唐辛子を加え、ブレンダーで混ぜたら赤のサルサソースの出来上がり!加熱しているので、日持ちもします。

こちらは緑のトマト。緑のサルサソースは、トマトを生の状態で使用しました。緑のトマト・アボカド・パクチー・塩少々・お好みで緑の唐辛子を加え、ブレンダーで混ぜたら出来上がり。とても簡単です。

薄皮を剥いて使います

完成〜!トルティーヤ作りは皆苦戦していましたが、楽しく作れました。材料はとてもシンプル、素朴な味で美味しかったです。トルティーヤもサルサソースも、基本の作り方を知れたので、日本で作るときも色々応用が効きそうです。

私以外に、大学を休学して旅している学生さん2人も参加。チャムラでは、15歳か16歳で結婚し、10人くらい子どもを産むそうで、大家族が多いんだそう。学校は、中学までしかなく、大体が中学校で出会い、結婚する人が多いという話も聞きました。スペイン語ができる学生さんが通訳してくれ、チャムラの話も少し聞くことができ、楽しい異文化交流の時間になりました。

モーレの会

CASAKASAで出会った旅人に、料理教室のことを話したら、私たちもやりた〜いとの事で、第2回料理教室を開くことに♬

第2回目のメニューは、メキシコ伝統料理Mole(モーレ)。オアハカの記事でも書きましたが、モーレとは、チョコレートを使った伝統料理でチョコレート・唐辛子・ナッツ類・様々なスパイス・野菜を使ったソースのこと。発祥は、プエブラ州ですが、チアパス州でも食べるようで、作り方も家庭によって異なります。

今回は、ヴィッキーさんと買い物から一緒に同行。メルカドで新鮮な食材を調達しました。

モーレの材料
  • 黒い唐辛子(chile ancho)
  • トマト(tomate)
  • 玉ねぎ(sebolla)
  • バナナ(platano)
  • ピーナッツ(cacauate)
  • ゴマ(ajonjolin)
  • シナモン(canella)
  • パン(pan blanco)
  • チョコレート(chocolate)

材料だけ見るとどんな料理か想像つきませんね(笑)

メキシコは、唐辛子の種類が沢山あります。モーレに使ったのは、chile anchoという黒くて大きい唐辛子。まず中の種を取り除き、油で少し焦げ目が付くまで揚げていきます。

唐辛子が揚げ終わったら、次はバナナも揚げていきます。その横でパンも焦げ目が付くくらいに焼いていき、残った油でピーナッツとゴマ・玉ねぎを炒めます。焦がすことにより、香ばしさと色味を付ける意味もあるそう。

モーレの肝!チョコレートを細かく刻んでいきます。

つまみ食い兄弟登場 ww

揚げた唐辛子とバナナ・パン・炒めたピーナッツとゴマと玉ねぎ・刻んだチョコレート・トマト・シナモン・砂糖・塩を入れ、ブレンダーで混ぜ合わせます。パンはとろみを付けるために入れていて、小麦粉の代わりだそうです。

どんな味になるんだろうか…(笑)

全て混ざり合ったら、伝統料理モーレの完成!皆でお楽しみの試食タイム。

大量の唐辛子を使った割には、あまり辛味はなく、独特の苦味と甘味が混ざり合い、複雑な味でしたが、子供たち以外は美味しくいただきました(笑)

料理教室費用

トルティーヤ・サルサの会:70ペソ(約420円)

モーレの会:113ペソ(約678円)

材料費・レッスン費込みでこの金額でした!料理の先生というよりは、お母さんが作る家庭料理のため、この低価格なんだそう。※1ペソ=6円で計算しています。

料理の場合は、見て理解できることが多いので、スペイン語ができない私もとても楽しめました♬多様な食文化があるメキシコ。美味しい料理を食べに行くのもいいですが、作ってみるというのもまた面白い異文化交流になります。興味のある方は是非CASAKASAで聞いてみて下さいね。

番外編♬

夫自前のパーカーに、ヴィッキーさんお手製の刺繍を入れていただきました。一生の思い出♬

最後までお読みいただきありがとうございました。

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