フィッシングに挑戦〜アラスカサーモン〜

タルキートナ恒例の金曜ライブで知り合ったRandyさん。ミネソタ州出身で、毎年夏休みをアラスカで過ごしているとのこと。21歳の時にミネソタ州からタルキートナまでヒッチハイクで旅をしたことがあるそうで、私たちの旅にも興味を持ってくれました。「うちにぜひ遊びに来て！」と誘ってくれ、お家にお邪魔することに♪素晴らしい出会いに感謝♡

5年ほど前にタルキートナの丘陵地に土地を購入し家を建て始め、未だ建築途中(笑)まとまったお金が入ると、建築費用に充て少しずつ進めているんだそう。アラスカに別荘があるなんて憧れる〜！

外壁、水道設備など未完成の場所はありますが、アラスカを感じられるおしゃれな空間。滞在していない時期は、Airbnbとして貸し出しているとのことです。要チェック！

Randyさんから日本食のリクエストがあり、振る舞うことに…メニューは、タラの煮付けと鶏手羽元の煮込み。煮魚を食べるのは、初めてとのことでしたが、大好評で喜んでもらえました♪

素敵なウッドデッキでハーモニカの生演奏♪ 昔ヒッチハイクで車を待っている間、ずっと練習していたそう。

お友達や息子さん家族も遊びに来ていて、賑やかなひと時でした。

つい先日、フィッシングにも連れて行ってもらいました！アラスカ滞在中に、なんとしても挑戦したかったサーモンフィッシング。サーモンが大群となって川へ遡上する5〜9月の間は、釣りのハイシーズン。アラスカは、サーモン以外にも釣れる魚の種類が豊富でサイズも大きいため、釣り愛好家が世界中から訪れます。キング・ドッグ・レッド・ピンク・シルバーサーモンと5種類あり、一般的には、キングサーモンが最初に川を遡上し始めます。私たちが行ったのは、8月末だったため、シルバーサーモン狙いでいきました。

タルキートナから車で20〜30分ほど離れたSustina river沿いの穴場スポットに案内してくれました。

美しい鏡張りの景色が私たちを迎えてくれました。風もなく穏やかな気候で最高の釣り日和。

息子たちは人生初のフィッシングに興味津々。

釣り糸を垂らしたら、竿を流木で固定し、しばしアタリを待ちます。素晴らしい景色を眺めながら、談笑タイム。

夫も久々の釣りに挑戦。アタリは何度かありましたが、魚に弄ばれてしまい、釣果ゼロ(泣)悔しい〜！乾燥と気温低下（雪解け水）の影響で川の水位が急激に低下していて、サーモンの遡上が停滞しているようでした。

釣果ゼロでしたが、のんびり眺めているだけでも楽しい時間♪早くキャンピングカーを買って、自由に旅したいな。

サーモンは、山奥の川で生まれた後、大海原へ出て行き、そこで約4〜5年成長期を過ごします。長旅を終え、繁殖可能なまでに成長すると、産卵のために生まれ故郷の川へ戻ってくるんだそう。

『なんという奇跡だ。なぜ自分の生まれた川を覚えているんだろう』

Randyさんとそんな素敵な話をすることもできました。自然の神秘は、人間の想像力を遥かに超えたものを持っていて、自然から学ぶことは無限にあるのだなと感じます。

まさに地球が遊び場・すべての瞬間が学びの場。

帰り際に、ムースの屍に遭遇しました。

フィッシングに連れて行ってもらったお礼に、お部屋の掃除とベットメイキングをお手伝いしてきました。ロッジでの経験が早速役に立つとは(笑)！

今回、私たちは釣れませんでしたが、Randyさんが釣ったサーモンをお裾分けしてもらいました。2週間前に釣って冷凍しておいたものだそう。アラスカは、州内での魚の養殖を禁じていて、アラスカで獲れるサーモンは100％天然物。身の色が綺麗なオレンジ色で、味が濃く最高に美味しいサーモンでした♡

最後までお読みいただきありがとうございました！

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