Airbnbで空き巣被害

基本はキャンパーで寝泊まりするのが我が家の旅スタイルですが、たまには広い部屋に泊まりたくなる。Tulumで初めてAirbnbに1ヶ月滞在しました。2LDK・ハンモック・WiFi・テレビ・クーラー付きの部屋が約57,000円。親子共に快適過ぎる時間を過ごしていたのですが…

この日は9時半にAirbnbの家を出て、帰宅したのが13時半過ぎ。帰宅すると、閉めたはずのゲートがなぜか開いている。戸締りは確認したはず…ゲートが開いているのは明らかにおかしい。

もしかして…

うわぁ、最悪。ドアをこじ開けられ、空き巣に入られていました(泣)こんな白昼堂々空き巣に入られるなんて！ヤラレタ〜！！しかも隣りのおばさんが不審な男が家に入っていくのを目撃していて、おかしいなと思ったと。黒い車で家の前に乗り付け、リュックを持ち去る姿も見たそう。

部屋中物色された形跡があり、盗まれたものは…

冷蔵庫の上に置き忘れた夫の財布から現金が抜き取られたものの、なぜかクレジットカードは無事(笑)現金は、分散していたので全部は盗まれずに済みました。私のバックパックは服が入ったまま丸ごと。靴・なた・バリカンまで盗むか〜！？iPadや他電子機器は、物色された形跡がありましたが盗まれず。

泥棒〜チョイスおかしいでしょ。普通電子機器盗むでしょww素人かっ(笑)高価な物を狙ったというよりは、目に付いた物をとりあえず持てるだけ持って逃げ去ったという感じでした。

一番悔しいのが息子たちの母子手帳。成長記録の思い出がいっぱい詰まっていたのに。予防接種歴なども記載されているので、これから世界各地で困ることも出てきそうです。盗んだ犯人『何だこれ？』って速攻捨てるだろうなと考えたら、怒りが湧いてきますが仕方ない。

Airbnbのホストがすぐに来てくれ、新たに鍵を付けてくれました。空き巣に入られたことを思い出すと気持ち悪いし、腹立たしいですが、泥棒に鉢合わせることなく、家族全員無事だったことが不幸中の幸いでした。

Airbnbの家は、Tulumの中心部から少し離れた閑静な住宅街。家の前には広場があり、そこで現地の子どもたちが遊んでいたりと治安が悪い雰囲気は感じませんでした。メキシコは、玄関ドア＋ゲートに鍵があるのが基本で、借りていたAirbnbにもありましたが、ゲートの壁が低く簡単に乗り越えられる作り、その上玄関ドアの鍵もチープ。今回の件に関して、ホストからも謝罪があり、真摯に対応してくれましたが、セキュリティーが甘かったと感じました。

夫がTwitterで空き巣被害について、つぶやいたところ、Airbnb社オフィシャルアカウントからコメントが！『何かお困りの際は、ご相談下さい』と！SNSすごいっ！！早速連絡し状況を説明。ですが補償金をもらうには、現地警察の被害届が必要と連絡が来ました。そうなるよね…海外で被害届をもらいに行くのって時間も労力もかかる。しかもスペイン語となるとかなりキツい。以前スペイン・バルセロナでiPhoneを盗まれて、警察に行ったとき一枚の被害届を出してもらうのにめちゃくちゃ時間がかかったことを思い出しました。

今回はホストに警察署へ行ってもらいましたが、現行犯ではない、防犯カメラの映像も無いとの理由で、被害届は出してもらえませんでした…。

Airbnb社にその旨を伝えたところ、

『警察からの被害届、被害にあわれた物品の購入時の領収書原本をご用意できないような際には弊社内規定ではこれ以上のサポートは出来兼ねるのですが、この度は弊社プラットフォーム上での初めてのご利用であった点、ご家族でのご利用時にあいにく不快、不安な思いをさせてしまった点を踏まえまして、今回の案件に関しましてはできる限りサポートをさせていただきたいと存じます。』とご丁寧に返信が！

いや〜有難い(泣)盗難による損害補償額は、最大で500USドルとのことで、満額補償してもらえました！被害届がない上に、領収書も購入時に破棄していてありませんでしたが、着用している写真や公正な市場価値が分かるウェブサイトを送り、対応してもらえました。被害額の半分とは言え、必要書類がほぼ足りない中で補償していただいたAirbnb社の対応には感謝しかありません。

旅も長期になってくると、気が緩みがちですが、油断は禁物。より一層気を引き締めて過ごそうと感じたハプニングでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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